| おーいアスティマ、入るぞー! | |
| あ〜、やっぱり来たわね〜。 | |
| ちょっとアスティマ! あんたクリスちゃんに何のチョコ渡したのよ! | |
| あ〜、あれね〜。 クリスちゃんが勝手に持って行っちゃったのよ〜。 本人に聞いてみれば〜? |
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| う、本当なのクリスちゃん? | |
| うん。 | |
| で、あのチョコは普通のチョコなのか? | |
| いや〜それがね〜、いたずらで作ったチョコでね〜。 チョコの中に膨乳剤が入れてあるのよ〜。 |
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| 一個食べると、しばらくしておっぱいが2倍ぐらいに大きくなるよ〜。 | |
| あたし一個食べちゃった……。 | |
| あ、クリスちゃん! いったい何個食べたの!? | |
| え…3個ほど。 | |
| 1個につき2時間ほどしか効き目ないからちょっと辛抱すれば大丈夫よ。 | |
| じゃあ、もうちょっと食べても大丈夫? | |
| やめときなさい! | |
| ハ〜イ。 | |
| しかし〜エリーナがニコニコしているってことは食べなかったのね〜。 | |
| ご名答♪ | |
| しっかし、このイモリの黒焼きなんて何に使うんだ? | |
| ん? あれれ!? | |
| わわわ、おっぱいが大きくなってきたー! | |
| きゃぁ、クリスちゃん大丈夫? | |
| うわー、こんなに大きくなっちゃった。 重ーい。 | |
| やだ、あたしのおっぱいも膨らみ始めてきた。 | |
| …お〜お。二人とも見事だな。 | |
| うー……ん。 | |
| なんか今の体型、エリーナさんみたい。 | |
| …余裕だな。 クリス。 | |
| よっし出来た〜! あとはハルロードさんに渡すだけっと。 | |
| どこまでもマイペースなやつ……。 おい、中和剤とか無いのか? | |
| そんな物は作ってません〜。 効き目は短時間だし、がまんがまん〜。 じゃ、あたしはこのチョコをハルロードさんに渡してくるね〜。 |
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| アスティマはそう言うとさっさと部屋を出たいってしまった。 | |
| …行っちゃった。 | |
| さーてハルロードさんはどこかな〜。 あ、いたいた。 | |
| アスティマは向こう側の通路を歩いているハルロードを見つけて物陰に隠れた。 | |
| ……やれやれ、カルテが間違っているではないですか。 しょうがないですね…。 | |
| あたしには気が付かなかったみたいね〜。 では後ろから…えい〜! | |
| む!? | |
| …アスティマ君ですね。 君の攻撃は殺気が無くて、どうも気づくのが遅れてしまいますね。 |
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| えへへへへ〜。 そのチョコ食べてくださいね〜。 じゃあね〜。 | |
| ほう、これはありがたく頂いておきますか。 でわ。 | |
| なぁ、ハルロードに渡したチョコは普通のやつだったのか? | |
| 初めて作ってみた、性転換薬入り〜。 | |
| ……なんだそりゃ? |