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| うぐっ、ひっく、…うぇーん。 | |
| ちょっと〜泣きやんでよ〜。 | |
| うわぁーん、食肉にされるなんていやだーーー!! | |
| はい〜? | |
| エリーナって食用なの? | |
| …!! うあーーーん!! | |
| 何言ってるのよ〜こら〜。 | |
| ぼこっ | |
| あたっ。 | |
| ちょっと泣いてないで〜、何で食肉にされるのか教えてよ〜。 状況がよくわからないんだけど〜? | |
| そう言いながらアスティマはエリーナの背後からのし掛かる。 | |
| うぇっ、うぐっ…。 | |
| 戦闘不能って判断されたWEAPONSの牛族は、うぇっ、強制的に食肉加工所に連れて行かれちゃうんだよ〜! | |
| まだ、おっぱいが元に戻らないって決まった訳じゃないでしょうに〜。 | |
| 結構、短絡思考? | |
| エリーナ〜もし良かったら食肉加工所に連れて行かれる前にあたしが買い取ってあげようか あたしの搾乳場の一員になるって手もあるわよ〜? | |
| ……いらない、遠慮します。 | |
| しょうがないわね〜。 どこまで大きくなるか見てみたかったんだけど〜搾乳始めよっか〜。 茶磨瑠ちゃんも手伝って〜。 | |
| あたしはもう飲めないよ〜。 おなかいっぱいなのだ。 | |
| あたしだってこんなに飲めないわよ〜。 搾乳機使うの〜。 | |
| そう言いながらエリーナの乳をプニプニと突っつく。 | |
| そか。 じゃあ搾乳機はどこ? | |
| これから取りに行くの〜。 あ〜、エリーナはおっぱいが両方とも同じ向きに向くように〜、身体を横向きにしててね〜。 | |
| あ、うん…。 早く戻ってきてね。 | |
| じゃ〜、茶磨瑠ちゃん〜搾乳機を取りに行こう〜。 | |
| おぅ〜! | |
| というわけで〜搾乳機持ってきたよ〜。 | |
| 早く搾って〜。 | |
| はいはい〜ちょっと待っててね〜。 ………はい出来た〜。 | |
| それじゃぁ始めるわよ〜。 茶磨瑠ちゃん真空ポンプの電源入れて〜。 | |
| ほーい。 | |
| アスティマが吸引カップを持ってエリーナの乳首に付けようとしたところ、まだ乳首の根元が縛ったままだったのに気が付いた。 | |
| あら〜? まだ乳首縛ったまんまだったけ〜? 鬱血しちゃって乳首大きくなってる〜。 | |
| あ、ほんとだ〜。 | |
| 早く解いてミルク搾ってよ〜。 | |
| はいはい〜ミルクこぼさないようにしっかり握ってと〜。 | |
| あっ。 | |
| エリーナの乳首は手で握ってしっくりくるサイズにまで大きくなってる。 アスティマは紐を解き吸引カップをエリーナの乳首に押し当てる。 | |
| キュポンッ!! | |
| あら〜? ちょっと吸引カップ小さかったかしら〜? | |
| 小さめのカップに乳首が吸い込まれたため、乳首の乳管が圧迫されてミルクがあんまり出てこない。 | |
| もうちょっと出力上げてみるね〜。 | |
| あ、いたったっ、…痛い痛い! アスティマちょっと止め…乳首千切れちゃいそうだよ。 | |
| うーん、吸引カップが小さかったみたいね〜。 ほら〜。 | |
| アスティマがエリーナの乳首を吸い上げている吸引カップをエリーナに見せる。 | |
| え? えぇ!? そのカップの中身って、オレの乳首!? | |
| 15cmほどの長さの吸引カップいっぱいにエリーナの乳首が吸い込まれ空気の吸引口を塞いでしまっている。 | |
| エリーナって隠れ長乳首だったのね〜。 別の吸引器具用意しなくちゃ〜。 | |
| 隠れ長乳首? | |
| うん。 普通の時は短乳首だけど今みたいな搾乳器具で吸引したりすると、搾乳専門ホルスタイン種の様な長い乳首に変化するのよ〜。 | |
| これ、乳首は元に戻るのか? | |
| 人によって異なるけど〜、だいたい1・2日位かな〜? | |
| そ、そうか。 | |
| まあ、3日ほど吸引しっぱなしにすると二度と戻らなくなるけどね〜。 | |
| それはイヤ〜〜!! | |
| その話は置いといて〜別の器具で吸引するよ〜。 | |
| あ? うん。 | |
| アスティマは20cmほどある、管のようなものを取り出しエリーナの乳首にねじ込んでいった。 | |
| ひぁっ! アスティマ! 何を!? | |
| 長乳首用の搾乳器具を挿し込んでる〜。 もうちょっと我慢して〜。 | |
| あうぅ、変な感覚だよ〜。 | |
| 装着完了〜。 ホースを付けて搾乳開始〜。 茶磨瑠ちゃん電源〜。 | |
| お〜〜〜! | |
| 茶磨瑠が電源を入れて真空ポンプが動き出す、すると搾乳瓶…というか大瓶にどんどんミルクが流れてくる。 | |
| ………? なあ、ミルク出てる? あんまり搾乳されているって感じがないんだけど? | |
| 出てるよ〜。 もうすぐ一回目の瓶がいっぱいになるよ〜。 それにあんまり搾乳の感覚があるとミルクの生産が活発になるわよ〜。 | |
| あ、そうか。 | |
| 1時間経過。 エリーナの乳房は普通に歩けそうな程にまで小さくなった。 | |
| 結構出るわね〜。 もう60リットルだよ〜? | |
| おなかすいた……。 | |
| ミルクの生産にずいぶん体力使ったみたいね〜。 | |
| うーむ。 | |
| そんなことを言ってるうちに搾乳瓶に流れてきているミルクの流入が止まった。 | |
| あ〜、終わったかな〜? | |
| なんか、元の大きさより大きいな。 | |
| あれ〜? エリーナのおっぱい張りが良くなってる〜? 乳首に搾乳のホースが付いてるのにおっぱい垂れてないね〜? | |
| へ!? ホ、ホントだ! | |
| 今回の搾乳で乳腺が活性化されたのかしら? | |
| うわぁ! 弾力がある! | |
| エリーナは自分の乳房をいろんな方向から押しつぶしてみる。 | |
| あぁ、念願の夢が叶った〜。 さ、じゃまな搾乳機を外してっと………あれ? | |
| エリーナは乳首に挿し込まれている搾乳器具を抜こうとしたが、いくら引っ張ってもまるっきり抜くことが出来ない。 | |
| あれ!? なんで!? このっ!! んんーーーーーーー!! | |
| エリーナ〜? 頑張ってるところ悪いけど〜それ絶対に抜けないわよ〜。 | |
| え!? 何だって!? | |
| それね〜、ホースを接続すると器具の先っぽが〜乳管いっぱいに開いて抜け止めになるの〜。 乳首より太くなってるはずよ〜。 | |
| じゃあ何!? オレはこの先ずっとこれを乳首に付けっぱなしになるのか!? | |
| ううん〜、先にホースを外せばいいだけよ〜? | |
| あ、なるほど。 | |
| エリーナはそれを聞き、いそいそとホースを外す。 | |
| んっ、抜けた〜。 | |
| あ〜そうだ〜、エリーナこれいる〜? | |
| そう言ってアスティマは2セットの小さいパーツをエリーナに渡す。 | |
| 何これ? | |
| ニップルロックよ〜、乳首の中に挿し込んで〜搾乳するとき以外はミルクが漏れないようにする器具よ〜。 搾乳機のアダプターも兼ねてるの〜。 | |
| 挿し込む…これを? ミルク漏れ防止はいいとして、吸引カップで搾乳じゃまずいのか? | |
| 搾乳するたびに乳首が伸びちゃうのもイヤでしょ〜? あたしの乳首も毎回の搾乳で少しずつ大きくなっちゃったし〜。 | |
| なら、今回のも最初っからこれで搾乳した方が良かったんじゃないか? | |
| え〜でも〜この器具って乳首に挿入してから〜、1時間ほどで乳管と完全に癒着して二度と取れなくなるんだけど〜? 勝手に使って良かった〜? | |
| いや……。 | |
| アスティマはもう使ってるのか? | |
| ううん、これから使おうと思って〜。 どうせならエリーナと一緒に〜と思ったんだけど〜、その乳首じゃ無理よね〜。 で〜どうする〜? 使う〜? | |
| アスティマも使うのか……ミルクで服を濡らすのもイヤだしな〜。 ……使う。 | |
| じゃぁ、それあげるね〜。 | |
| ん、ありがと。 これの使い方は? | |
| あたしのおっぱい使って試してみようか〜。 まずね〜、このアダプターにつけて〜乳首に挿し込むの〜やってみて〜。 | |
| お、おう。 これ付けて……じゃあ、入れるぞ。 | |
| うん〜そっとね〜。 んっ、あんっ。 根元までしっかり入れてね〜。 | |
| 入れたぞ。 | |
| そうしたらアダプターの真ん中にあるリングを〜、右回しで回らなくなるまで回すの〜そうすると器具が変形して乳首から抜けないようになるの〜。 | |
| ん。 ………回したぞ。 | |
| これでもう抜けなくなったの〜。 後は癒着するのを待つだけ〜。 | |
| リング回して抜けなくなるんじゃ癒着する必要ないんじゃないか? | |
| ううん〜、器具のすき間からミルクが流れてきちゃうし〜、抜けないって言っても〜器具自体が表に出てこれないだけで〜、おっぱいの中の方には簡単に入っちゃうんだよ〜。 | |
| そ、そうなのか。 でも、これ本当に抜けないのか? | |
| エリーナはリングに指を引っかけグイグイ引っ張ってみる。 | |
| いや〜んエリーナそんなに引っ張らないで〜。 痛いよ〜。 | |
| あらら、ホントに抜けないやアスティマの胸が吊れちゃったよ。 | |
| もう〜。 | |
| それで〜1時間後にアダプターを左に回して外せば装着完了になるの〜。 簡単でしょ〜? | |
| ああ、ありがとな。 | |
| じゃ〜反対側も付けかなきゃ〜。 | |
| それでアスティマ、服どうする? オレの持ってるやつやろうか? | |
| ? なんで〜? あたしの作り直してくれるんじゃなかったの〜? | |
| いやな、オレも胸が大きくなってサイズあわなくなっちゃったしな。 いまのアスティマの胸のサイズならオレの今の服が丁度良さそうだなと思ってね。 | |
| なるほど〜、いいよ〜それでも〜。 | |
| じゃあ、着てみな。 | |
| あら〜ぴったしね〜。 | |
| じゃあ全部やるよ。 | |
| エリーナはどうするの? | |
| とりあえず、胸を隠すものでも作ってみるよ。 | |
| …………終わった〜? | |
| あ、茶磨瑠。 すっかり忘れてた。 | |
| あら〜あたしも〜。 | |
| ふーんだ、二人でいい世界に入っちゃってさ〜。 いじけてやる〜! | |
| ははは、わるいわるい。 | |
| ふーんだ。 | |
| 次の日、エリーナの乳首は元の長さに戻っていた。 | |
| おお! 胸の張りはそのままだ〜♪ | |
| エリーナは全身鏡に向かってポーズを取ってみる。 | |
| ふふん、いい感じだ。 あ、そだ。 服作らなくちゃな。 | |
| 何かいい材料はないかな? ………余ってる布はカラーシーツぐらいしかないか。 | |
| まあいいや、一時しのぎで胸を隠すものぐらい作れるだろ。 | |
| ろくにサイズ・型紙等を作らずにジャキジャキと布を切り、ついついちくちくと縫っていく。 | |
| 良し出来たっと。 | |
| サイズは……ぴったしだな。 時々自分の才能が怖いな〜。 | |
| くふふ、この胸……姉貴に勝てるな。 | |
| 今度こそオレが勝つ! 待ってろ姉貴!! | |
| そういうが早いか、エリーナはすごい勢いで部屋を飛び出していく。 と思ったらすぐ戻ってきた。 | |
| いかんいかん、スカート履くの忘れたよ。 | |